ハーバリウムオイルでお花がキレイに見える理由

ハーバリウムオイルの中にとじ込められたプリザーブドフラワーやドライフラワーは、そのままで見るよりも色が濃く鮮やかで、さらにボトルの中が明るく見えます。

これは、ハーバリウムオイルの原料であるミネラルオイルが持つ光学特性のなせるわざなのです。

 

ミネラルオイルは、外部の光を取り込んで、ボトルの中で乱反射を繰り返します。

その結果、ボトルに入れたお花や植物がスポットライトを浴びたかのように、くっきりと明るく照らし出されて見えるのです。

ちなみにこれはミネラルオイルに特有の性質なので、水を入れたボトルではこうした効果は望めません。

 

また、高度に精製されたミネラルオイルは、不純物やにごりが無いので、ほぼ無色透明です。

スリムなボトルに花材を入れ、ハーバリウムオイルで満たすと、まるで無垢ガラスの中に花材がとじ込められて一体化しているように見えませんか?

ハーバリウムが魅力的なインテリアアイテムとして注目されているのは、こうしたオイルの特性によるところが大きいと言えるでしょう。

 

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ハーバリウムオイルを通販で買うときはココに注意!

最近は、ハーバリウム専用に開発されたオイルが製品化され、誰でも好みのオイルをネットの通販サイトを通じて簡単に入手することができるようになりました。

現在市販されているハーバリウム専用オイルは、種類や粘度、容量、価格が多様で、好みや目的に応じて選べるほどに品目が豊富です。

しかしそれだけに、選定に迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。

 

ハーバリウムづくりでは、オイルの粘度が低い、つまりサラサラしているほどボトル内で花材が浮きやすく、逆に粘度が高いほど花材が固定されて浮きにくくなります。

粘度による感触の違いは、例えば低粘度オイルは市販のサラダ油、高粘度オイルならメープルシロップなどが近いイメージでしょう。

 

ハーバリウムオイルの粘度については、個人で楽しむ場合に限っては、作業性や好みなどを基準に選んでも構いません。

但し、低粘度のミネラルオイルの場合、引火点が220℃ほどと低いものは消防法上の危険物に該当することもあるので、選ぶ際には注意が必要です。

 

また、粘度の異なる複数のオイルを混ぜて好みの粘度に調整して使うことも可能ですが、その場合は比重や引火点などが変わる可能性があります。

安全性を優先しながらハーバリウムづくりを楽しむには、やはり品質の良い専用オイルの単品使いがおすすめです。

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ハーバリウムオイルが安全な理由(2)

安心して使えるハーバリウムオイルに求められるもう一つの必須条件は、健康に有害な影響を及ぼさないこと、すなわち人体に無害であるという安全性の確保です。

 

オイルには、発火しやすいものだけでなく、気化して有毒ガスを発生するもの、不純物や有害な添加物を含むものなど様々あります。

いずれも、目的に応じて正しく活用される分には問題ありませんが、ハンドクラフトにふさわしい資材として考えた場合、手肌に触れると危険な種類のオイルは当然ながら排除せざるを得ません。

 

ハーバリウム専用オイルは、極めて純度の高いミネラルオイル(鉱物油)がベースです。

高純度ミネラルオイルは、市販のベビーオイルをはじめ、様々な化粧品の配合成分に用いられてきた実績があるように、肌にやさしく安心なオイル原料として知られています。

 

一部には「ミネラルオイルは石油系だから肌トラブルの原因になる」と主張する意見が見られますが、精製が不十分で純度が低いミネラルオイルの場合には、不純物が残ることで肌を刺激する可能性が生じます。

つまり逆に言うと、高度な技術で不純物を徹底的に除去した高精製ミネラルオイルならば、赤ちゃんの肌にも使えるほど安全性が高いということです。

 

無色透明、無臭で安全なハーバリウムオイルは、子どもから大人まで誰もが安心してハーバリウムづくりを楽しむための、まさにキーアイテムなのです。

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ハーバリウムオイルが安全な理由(1)

ハーバリウムオイルに求められる大きな条件の一つが、オイルでありながら「燃えにくい」という性質です。

ハーバリウムのブーム以前には、ハーバリウムオイルにオイルランプの燃料である可燃性オイルを使ったものや、オイル成分を詳らかにしない製品も出回っていました。

こうしたオイルは消防法上の第4類「引火性液体」という危険物に分類されます。

引火の危険性があるのはもちろん、取り扱いや廃棄にも専門知識が必要なので、ハンドクラフト用資材には言うまでもなく不向きです。

ハーバリウムオイルとして知られるようになったミネラルオイル(鉱物油、別名:流動パラフィン)は、粘度の低いものほど引火点が低くなります。

たとえば、引火点(火を近づけたときに発火する温度)が200~220℃程度のミネラルオイルの場合は、上記の危険物指定に含まれるため、所有量によっては届け出が必須であり、展示会場などに持ち込む際も許可申請をしなくてはならないので、注意が必要です。

一方、ハーバリウム専用に開発されたミネラルオイルの場合は、引火点が260℃以上で食用油よりも高く、非危険物の扱いになるため、常温環境で燃えることはまずありません。

アミファのハーバリウムオイルは、趣味としてハーバリウムを楽しむ方から、ハンドメイド教室の教材として、また店頭販売や通信販売を前提としたプロの方まで、どなたでも安心してお使いいただけます。

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失敗しない!ハーバリウムオイルの選び方

大人気のハーバリウムづくりに挑戦したい!と思ったとき、どんなオイルを材料に選ぶかはとても重要です。

ハーバリウムづくりに適したオイルを選ぶときは、ボトル内の花材が美しく見えることのほかに、引火の危険性が低く、人体に無害であるかどうかが大きな決め手になります。

インテリアアクセサリーとして気軽に楽しむハーバリウムに用いるオイルは、通常の環境下では燃えにくく、皮膚に付いても安全な製品でなければなりません。

それらの条件をクリアするのが、現在主流のシリコーンオイル(シリコン系パラフィン)とミネラルオイル(流動パラフィン)です。

シリコーンオイルは化粧品類にも配合されている身近な物質で、引火点が300℃以上と高いため、消防法上では非危険物の扱いになっており、化学的な安定性もあります。

しかし、ミネラルオイルに比べると価格が若干割高になるのがネックです。

ミネラルオイルは、高度に精製された石油系の鉱物油で、昔からベビーオイルや化粧品の基剤にも用いられてきたように人体への安全性の高さはお墨付きです。

また、引火点が260℃以上のミネラルオイルの場合、常温で燃えにくいため、ハーバリウムなどのハンドクラフト用資材として誰でも安心して使うことができるのです。

 

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