ハーバリウムオイルは100均のボトルに入れても大丈夫?

ガラスボトルの中でお花や植物が美しくきらめくハーバリウムは、見る人の心を捉えて離しません。

そんな魅力的なアイテムが、「ガラス容器に植物とオイルを入れてフタをするだけ」の簡単な手順でできると聞いて、自力で制作にチャレンジする人も増えているようです。

その際、材料費をできるだけリーズナブルにおさえようと、100円均一の店舗で扱っているガラスボトルやフタ付きの容器でハーバリウムに挑戦した例が、ネット上に数多く紹介されています。

 

しかし、ハーバリウムにおける「液漏れ事故」は、何があろうとご法度です。

フタ部分が完全に密栓できる構造になっていないものは、横向きに寝かせたり、うっかり倒してしまったとき、必ず液漏れを起こしてしまいます。

 

100円均一で販売されているボトルの品質では、多くの人が試した結果からも、残念ながらほぼ液漏れが避けられません。

また、ジャム用などの広口ビンは、液漏れだけでなく花材が浮き上がる可能性が高いので、ハーバリウムには不向きと言えるでしょう。

せっかく作るハーバリウム作品には、オイル漏れの心配やストレスの無い専用ボトルを用意されることをおすすめします。

 

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ハーバリウムオイルは航空機に載せられないの?

ハーバリウムオイル製品には、消防法上の第4類危険物(液状危険物)に該当する製品も存在することは、《ハーバリウムオイルの保管には届け出が要る?》でもふれました。
しかし、危険物に該当する/しないに関わらず、ハーバリウムオイルは航空機での輸送や機内への持ち込みを拒否されることがほとんどである現状は、認識しておく必要があるでしょう。

引火点が250℃以上のオイルは、消防法上も航空法上も共に危険物の対象外なので、貨物として預ければ航空機に搭載することは可能なはずです。
しかし、宅配業者などに空輸での配送を依頼した場合、ほぼ差出人に返却されるか、引き受けを拒否されてしまいます。

これは、内容が安全かどうか定かでないものは飛行機に載せないという業界の自主規約、あるいは空港の保安検査官の裁量が決め手になるからです。
グレーゾーンにあるという理由でとりあえずシャットアウトされるのは、こちらにすれば残念ですが、航空安全上は致し方のない措置かも知れません。

また、スーツケースに入れて預けるのは、法規上は合法なのですが、「ハーバリウム」という名称や概念の知名度がまだ浅いため、検査官がどのように判断するかも未知数です。
そのため、申告する本人がハーバリウムオイルの性質についてきちんと説明し、安全性を客観的に証明できるかどうかが最も肝心、ということになります。
つまり、ハーバリウムのいっそうの認知度アップに努めることが、市場の拡大にとっては本当に急務だということですね。

 

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ハーバリウムオイルの保管には届け出が要る?

現在、ハーバリウムオイルは様々な粘度仕様の製品が市販されています。
現在、数社で取り扱っているミネラルオイル(流動パラフィン)原料のハーバリウムオイル製品には、サラサラした感触の低粘度タイプから、ドロッと重めの高粘度タイプまでと、作り手が作業性や好みで自由に選べる商品構成も豊富です。

ただ、粘度の低いタイプのミネラルオイルを選ぶ際は、引火点が消防法の危険物指定に該当する250℃未満か、そうでないかをチェックする必要があります。
低粘度のミネラルオイルには、引火点が低い(=燃えやすい)製品もあるからです。

危険物に該当するハーバリウムオイルを1200リットル以上保管したり、輸送したりする場合は、自治体への届け出が必要になります。
通販で作品を販売する際、宅配業者を通じての航空便配送は、非危険物のオイルであっても取り扱いを断られるのが普通です。
また、展示会でハーバリウム作品を展示するときは、持ち込みに際して主催者側への許可申請が求められることを覚えておきましょう。

作業性の観点から見れば、どのようなタイプのオイルを選ぶかは、作家の好みや都合で構いません。
低粘度オイルは、引火点が低いことには注意が要りますが、価格の手頃さはメリットなので、趣味で手作りのハーバリウムを楽しみたい方や、ハンドクラフトの教材などには適しているでしょう。
しかし、安全性を最優先するのであれば、引火点が250℃以上で危険物指定外の高粘度タイプのハーバリウムオイルを選んだほうが、より安心であることは事実です。

 

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ハーバリウムオイルはお肌にやさしいってホント?

ハーバリウム専用のオイルは、高度な技術で精製された、高純度ミネラルオイル(鉱物油)を原材料としています。
高品質なミネラルオイルは、肌への安全性、親和性の高さから、ベビーオイルや様々な化粧品の基剤として用いられるなど、生活にとても身近な存在でもあります。

しかし、石油系の鉱物油と聞いただけで、安全性に疑問を持ち、不安視する声が今でも一部で聞かれます。
「ミネラルオイルは石油が原料だから、肌に悪い」という理屈は、科学的な説得力という点ではいま一つですが、過去を振り返ればあながち根拠のない話でもないのです。

半世紀以上前、日本では化粧品が原因で顔の皮膚に色素沈着の黒ずみが生じる「女子顔面黒皮症」が社会問題となりました。
当時の化粧品の製造技術は現在とは比べるべくもなく、乳液などに配合された界面活性剤やタール系色素といった添加物が肌に刺激を与え、シミやかぶれの重篤な症状を引き起こしたと考えられています。

同様に鉱物油に関しても、当時の精製技術では不純物が残留するなどで、肌への安全性も不十分だったことは容易に想像できます。
「鉱物油アレルギー」は、こうした歴史の裏付けなしにはあり得ないものと言えるでしょう。

現在の高純度ミネラルオイルは、精製技術の粋を尽くしたクオリティの高さが自慢です。
安心して使える安全なオイルを提供することは、ハーバリウムづくりを心から楽しんでいただくための、メーカー最大の使命なのです。

 

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※写真中の小分け花材のネット販売は現在行っておりません。

ハーバリウムオイルの扱いで重要な「引火点」と「発火点」の違い

ハーバリウムづくりにおける重要なアイテムであるオイルを安全に使うためには、可燃物の危険性を判断する「引火点」と「発火点」の違いについて正しく理解することが大切です。

「引火点」とは、火を近づけた場合に着火する最低温度を指します。
サラダ油などは常温で火を近づけても着火しませんが、熱して引火点に到達すれば着火します。
この場合の引火とは、油脂そのものではなく、油脂が発する可燃性蒸気に反応して火がつくということです。

一方「発火点」とは、火気の無い状況でも発火する最低温度を指します。
食用油は、発火点である340~360℃に熱すると火の気が無くても自然に発火します。
これ以外にも、酸化熱によって発火する油脂類は第4類危険物に指定されているので、取り扱いには注意が必要です。

石油類は、引火点によって危険物第4類の中でさらに4つに分類されています。
引火点の低いガソリンや灯油などは危険物に該当しますが、引火点が250℃以上と高いものは常温で燃えにくいので、危険物指定の対象外となるわけです。

ハーバリウム専用オイルの主な原料である高純度ミネラルオイルの場合、粘度が低いものの中には引火点が250℃未満で危険物に該当する製品もあり、保管や輸送時に届け出が必要になります。
引火点262℃の高粘度ミネラルオイルを選べば、より安全に使うことができるでしょう。

 

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ハーバリウムでオイル以外に使える液体はある?

無色透明なミネラルオイルで満たされたハーバリウムのボトルは、光の反射を繰り返すことで中の花材を明るく照らし出すのが特色です。
こうした効果はミネラルオイルの光学特性によるものなので、水など他の透明な液体なら何でもハーバリウムに使えるというわけではありません。

本来「植物標本」を意味するハーバリウムは、研究用標本の保存を目的に、アルコールや防腐剤の中に乾燥処理した植物を入れて密閉したものが始まりです。
こうした本格的な研究用ハーバリウムでは、ホルマリンと酢酸、アルコールを混合した標本用溶液が使われますが、毒性のある成分を含むため取り扱いには専門知識を要します。

観賞用ハーバリウムの場合、一般的なアルコール類(エタノールなど)は花材の色落ちが激しいため、観賞用ハーバリウムには不向きであることが分かっています。
また、専用オイルの代わりに、手軽で安価に入手できるベビーオイルをすすめる向きもありますが、こちらも植物の色を溶かす作用があり、色持ちの点でどうしても劣るため、長期保存は難しいという印象です。

ハーバリウムに適したオイルとしては、ミネラルオイルの他にシリコーンオイルが知られています。
シリコーンオイルは化学的な安定性が高いことがメリットで、現在ではミネラルオイルと並ぶハーバリウム専用オイルとしての可能性が期待されているものです。
いずれにしても、ハーバリウムの美しさを長く保つためには、安心して使えて効果が高い専用オイルを厳選して使いましょう。

 

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ハーバリウムオイルを廃棄するときに注意すべきこと

燃えにくく、肌に触れても安全性が高いハーバリウムオイルですが、不要なオイルを廃棄したいときはどうすればよいのでしょうか?

どのような種類のオイルであっても、廃油を排水溝から流して捨てることは、法律で禁じられています。
油の廃棄は環境への負荷が大きく、小さじ1杯の油を浄化するのに浴槽1杯ほどの真水が必要とも言われるほどだからです。

一般家庭から出る古い天ぷら油などは、紙などに吸わせるか、市販の凝固剤で固めてから捨てるのは、半ば常識と言っていいでしょう。
廃油をうっかり台所の排水溝にそのまま流してしまうと、油の熱でプラスチックの設備部品が溶けたり、水道管の中で冷えて固まって詰まりを起こしたりなど深刻な結果を招くので、十分注意してください。

ハーバリウムオイルの原料は高純度ミネラルオイルですが、廃棄する場合は一般の食用油と同じ方法で構いません。
空いた牛乳パックの中に詰めた新聞紙や布などにオイルを吸収させ、そのあとテープで口をしっかり留めて「可燃ゴミ」として捨てればOKです。
もちろん、牛乳パックが無ければポリ袋で代用したり、凝固剤を使っても処理できます。

 

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ハーバリウムに使うべきでない危険なオイルとは?

ご存知のようにオイル製品は、種類や用途によって性質が様々に違います。

マッチの火を近づけたくらいでは燃えないものもあれば、わずかな火花に触れただけで瞬時に発火するものまであるので、オイルの取り扱いには神経を遣うのが普通です。

 

消防法上で「燃えやすい」として危険物指定されるオイルは、第4類の引火性液体に分類されるもの、たとえばベンゼンやトルエン、アセトンなどの石油系液体、アルコール類、灯油や軽油などが該当します。

ちなみに保湿剤として知られるグリセリンや、食用のゴマ油、大豆油、オリーブ油、そしてエッセンシャルオイル(精油)も動植物油類として危険物指定されているため、大量の保管や輸送の場合は届け出が必要になるのです。

 

現在のブーム以前に販売されていた観賞用ハーバリウム製品の中には、上記の危険物に該当する可燃性液状オイルや、組成を明らかにしていない液体が充填用オイルに用いられる例もあったようです。

しかし、本来の使用目的から外れた使い方をすると、引火による火災や小さな子の誤飲など、万が一の事故が起きる可能性も高まります。

さらに、廃棄方法についても専門知識が必要になるので、日用品としての使い勝手はお世辞にも良いとは言えません。

 

インテリアアイテムとして、また気軽なギフトとしてのハーバリウムに使うならば、安全性が十分に確認されたオイルでなくてはなりません。

ハーバリウム専用に開発されたミネラルオイルは、質の高いハンドクラフト用資材として安心して使うことができるのです。

 

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ハーバリウムオイルでお花がキレイに見える理由

ハーバリウムオイルの中にとじ込められたプリザーブドフラワーやドライフラワーは、そのままで見るよりも色が濃く鮮やかで、さらにボトルの中が明るく見えます。

これは、ハーバリウムオイルの原料であるミネラルオイルが持つ光学特性のなせるわざなのです。

 

ミネラルオイルは、外部の光を取り込んで、ボトルの中で乱反射を繰り返します。

その結果、ボトルに入れたお花や植物がスポットライトを浴びたかのように、くっきりと明るく照らし出されて見えるのです。

ちなみにこれはミネラルオイルに特有の性質なので、水を入れたボトルではこうした効果は望めません。

 

また、高度に精製されたミネラルオイルは、不純物やにごりが無いので、ほぼ無色透明です。

スリムなボトルに花材を入れ、ハーバリウムオイルで満たすと、まるで無垢ガラスの中に花材がとじ込められて一体化しているように見えませんか?

ハーバリウムが魅力的なインテリアアイテムとして注目されているのは、こうしたオイルの特性によるところが大きいと言えるでしょう。

 

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ハーバリウムオイルを通販で買うときはココに注意!

最近は、ハーバリウム専用に開発されたオイルが製品化され、誰でも好みのオイルをネットの通販サイトを通じて簡単に入手することができるようになりました。

現在市販されているハーバリウム専用オイルは、種類や粘度、容量、価格が多様で、好みや目的に応じて選べるほどに品目が豊富です。

しかしそれだけに、選定に迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。

 

ハーバリウムづくりでは、オイルの粘度が低い、つまりサラサラしているほどボトル内で花材が浮きやすく、逆に粘度が高いほど花材が固定されて浮きにくくなります。

粘度による感触の違いは、例えば低粘度オイルは市販のサラダ油、高粘度オイルならメープルシロップなどが近いイメージでしょう。

 

ハーバリウムオイルの粘度については、個人で楽しむ場合に限っては、作業性や好みなどを基準に選んでも構いません。

但し、低粘度のミネラルオイルの場合、引火点が220℃ほどと低いものは消防法上の危険物に該当することもあるので、選ぶ際には注意が必要です。

 

また、粘度の異なる複数のオイルを混ぜて好みの粘度に調整して使うことも可能ですが、その場合は比重や引火点などが変わる可能性があります。

安全性を優先しながらハーバリウムづくりを楽しむには、やはり品質の良い専用オイルの単品使いがおすすめです。

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